ボクが見た変な夢その④の続き(中編)
太郎は最初混乱する。そしてとりあえず、オスの本能に従うが如く、攻略対象のヒロインたちを攻略する。(性的な意味で)
賢者タイムになってすっきりしたところで、太郎は再び、どうして俺だけ記憶が残っているんだろう。と疑問を持ち始める。
いや、そもそも記憶とは?単に過去に起こった出来事を忘れずに、頭の中に留めているだけじゃなかったのか?
というか、そもそも記憶は脳の働きによって行われるんだよな?どうやって?
こうして太郎は記憶というか脳に興味を持ち始め、脳に関する勉強に没頭し出した。
太郎の突然の豹変に驚いたヒロインたちは、太郎を止めようとする。だがクリア済み(ヤリ済み)のヒロインたちに用はない。熱海の女性を蹴るあの銅像のように、ヒロインたちに見向きもしない。
やがて太郎は勉強に行き詰まり、「くそっ、学校程度の設備では限界がある。もっと深く調べるためには・・・。」
そして太郎は東大へ行った。しかも医学部に。全ては記憶という謎を解き明かすためにである。
攻略対象ヒロインたちは太郎の「東大医学部生」という肩書きにマ◯コを濡らせながら、再び太郎にアタックする。
しかし太郎は再び、熱海の女性を蹴るあの銅像が如く、見向きもしない。あ、執拗に追いかけられるのもうざいから、ライダーキックで再起不能にしておいた。
だが日本トップレベルの大学でさえ、限界はある。むしろ謎が謎を呼び、太郎はより深淵に落ちていくのである。
と、まだまだ話が長くなりそうなので、いったんここで区切ることにする。次回は後編へどうぞ。