上段回し蹴りで地球を救うふりをするブログ

読者たちが「クスッ」と笑えるようなおバカブログを書いています。あ、上段回し蹴りと地球は全くないです。

「ポケモンGO」にハマっている大人、なにやってんの!

アプリ「ポケモンGO」が日本で配信されたのが7月22日(金)。

あれから4日しか経っていないのに、今や大半の日本人は「ポケモンGO」の虜に。

テレビでも連日「ポケモンGO」関連のニュースが流れ、もはや社会現象になっている。かつての「ドラクエ3」や「たまごっち」のように。

今回の社会現象化のスピードが早すぎる気もするが、これも通信技術の進歩の賜物だろうか。

スマホを持っていない私は血涙を流すほど悔しくないが、「ちょっとやってみたいな」と気にはなっていた。

 

そんな今日、いつもの様にネットを徘徊していたら、たまたまこのニュースを見つけた。

www.sanspo.com

私はこの記事に「ポケモンGOにハマっている大人、なにやってんの!」と気付かされた。

  やくみつるさんを擁護するつもりはないが、彼がおっしゃりたいのは、

ポケモンGOよりも、現実に目を向けようよ。現実は面白いもので満ち溢れているよ!」

だろう。もし私の解釈が間違っていたら、申し訳ございません。

 

子どもたちが一回り成長する、そんな夏休みなのに

 

8月といえば、子どもにとっては夏休み。大人も夏のお盆休み。幸せな時間が待っている。

そんな8月は、「海!山!旅行!開放的!」のイメージが強いだろう。

夏休みは決まって親たちは子どもたちを旅行に連れて行く。子どもたちにとっては無理やり連れて行かれるダークサイドなものかもしれないが。

とにかく子どもたちは親に連れられ、海なり山なりと、遠くの場所へ行く。

あるいは子どもたちが自発的に遠くの場所に出向く。

そこで目新しいもの、珍しいもの、いつもと違う体験をして、「刺激」をもらう。

そして、いい思い出へと昇華し、やがてその思い出は人生の宝物として残る。

そんな貴重な機会を「ポケモンGO」で潰している。

私はそこが非常に気になった。

 

子どもたちにとってはせっかくの夏休みなのだから、色々な体験をしてほしいのに、「ああ、夏休みはポケモンGOで終わった・・・」と思い出も残らない夏休み。残ったといえば捕獲したポケモンのデータのみ。私はそれが悲しい。せめて道端に落ちているエロ本くらいは集めようよ。

 

初代ポケモンで150匹コンプリートした経験がある私

 

そもそもポケモンGOは子ども向けのゲームだったはず。私も中学時代に初代ポケモンにハマっていた。私は赤バージョンを持っていたと思う。

友人たちと一緒に、ポケモンを通信で交換したり、勝負し合ったりした。

あるいは善良な友人を騙して、わざと弱いポケモンを強いポケモンと交換したりし、その後は血みどろの争いとなったのはいい思い出。詐欺や暴力はいくない。

なんやかんやでポケモン図鑑150匹コンプリートした私だから、その面白さは分かる。

しかし今や3✕歳になった私が公衆の場でプレイするといえば、少々恥ずかしくて出来ない。自意識過剰と言われたら「ぐぅっ」としか言い返せないが。

無論、このブログで下ネタを連発している私の説得力なぞ皆無だが、それでも私なりに公私の立場はわきまえているつもりだ。

なのにいい年をした大人が、子ども向けゲームのポケモンGOをやっている。

その光景がこちらである。

 

vicul.net

 

これを見た私の一言。

「見ろ!!人がゴミのようだ!!」

ムスカばりに叫んだ。

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※「天空の城ラピュタ」のムスカ大佐の有名なセリフ。一度は言ってみたい。

 

だって本当にそう思ったんだもん。

レアポケモンや時間や場所など、色々な条件が絡み合って、この光景になったのは分かるが、あれはさすがにやりすぎやろ。

 

私にだって「恥」という気持ちはある

 

正直、下ネタ大好きな私でも、この異常な光景には少しドン引きしている。

ハガキみたいなサイズをした情報通信機器を片手に、いい年をした大人たちが目をキラキラと輝かせながらいじり、そして群がる。

これを「恥」と思っている私の感受性は古いのだろうか。

もしかしたら「恥ずかしくない!面白いものは面白いの!子どもも大人も関係ない!」

と反発される方々もおられるかもしれない。

そしてその反発を私は否定しない。決して馬鹿にしたり、見下したりはしない。

あくまでも個人の娯楽の問題であって、「超楽しい!」と大変有意義な時間を過ごせれば、むしろ全然いいと思う。是非ハマっていただきたい。

周囲の目が気にならなければの話であるが。

しつこいが、いい大人がポケモンGOにハマるのはご本人の自由であって、私があれこれと口を出す気はないし、筋合いもない。

 

家政婦は見た!ばりに子どもたちは見ている

 

しかし、そんな大人たちを子どもたちはしっかり見ていることを忘れてはいけない。

子どもたちは「大人たちもやっているんだから、ボクたちもやってもいいんだ!」と乗っかかってしまう。

そして場所や時間を考えず、周囲の迷惑も考えずに歩きまわる。この時点でヤバイ

一番最悪なのが、親と子が一緒にハマって、夏休みだからこそ出来る貴重な体験の機会を潰してしまっていることだ。

海水浴、山登り、魚釣り、昆虫採集、花火、祭りなど、子どもたちに斬新な刺激や非日常性を与える、夏休みのワクワクするイベントを無視して。

 

オチとして

 

やくみつるさんのコメントから、私はこの事を気付かされた。

昔の子どもは昆虫採集を熱心にしていた。今の子どもはポケモン採取を熱心にしている。

これも時代の移り変わりだろうか。そんなことを考えた今日であった。

そして今気づいたが、サトシのお母さん美人だよな・・・。ゴクッ。

いえ、なんでもございません。終了ー。