私は男の娘ラブだからこそ、あえて買って出る嫌われ役と、鳴らしたい警報
突然だが、私は男の娘が好きだ。大好きだ。ラブだ。愛している。
性別は男なのに、女装している姿が大好きだ。
男と女の性の狭間で、揺れる戸惑いが大好きだ。
「ボク、男なの・・・」と恥じらう、その羞恥心が大好きだ。
女性には存在しない、男特有のふくらみが大好きだ。
骨格の関係上、どうしても出るスタイルの不自然さが大好きだ。
ええい、とにかく、私は男の娘ラブだ。男の娘魂を持っている。「男の娘」というキーワードだけでご飯三杯はいけるレベルだ。
もちろん、自分でもアブノーマル、いや、変態だというのは重々承知している。
でも魂レベルで男の娘が大好きなんだから、しょうがないじゃないの。私だって人間だもの。自分にとっては正直になりたい。
さて、こんなカミングアウトを聞かされて、読者たちは呆れ返っているかもしれないが、少し待って欲しい。
こんなカミングアウトをしたのだから、当然理由はある。
というのも、このはてなブログ界では、色々なブロガーがおられる。様々なジャンルで、非常に個性的なブログを書いている方もおられる。
中でも私が、特に衝撃を受けたのが、この方のブログ。
このブログは一言で言うと、女装大好きブログ。
最初、縁があってこのブログを見つけた時、私は涙した。
「神はいたんや!」
と、このように。
それくらい、月無ことのはさんはかわいい。お世辞抜きで。
月無ことのはさんの女装姿を、ご本人のブログで私が拝見した時、
※ご本人のブログから拝借させていただきました。
私はこうなった。
この女装姿でもこの有様だったのに、更に私にとどめを刺すべく、
※この二枚の写真も、ご本人のブログから拝借させていただきました。
私はこうなった。
私の魂が宇宙へ旅立つレベルで放心させられた。
私は思わず、窓を開け、
「学生服とメイド服、最高やんけ!」
と警察にタイーホされる覚悟で、大声で叫びたくなった程だ。
それくらい、かわいい。卑怯だ。私の男心を刺激して。私のハートを勝手に奪っていって!本当にお悪いお方!!!
もちろん、月無ことのはさんご本人からしたら、ドン引きだろう。自分の女装姿を勝手にあれだけ書かれる記事を見て。
はてなブログ運営さんに通報されても、全く文句は言えないレベルだと、私自身も認める。うん。
でも、それだけ私のハートを盗んでいったのだ。あの銭形警部の名言のように。
と。
ここまで明るく持ち上げたが、ここからは非常に重たい話になる。もしかしたら不快やいやな気分を覚える方もおられるかもしれない。
まず、最初にこれは申し上げたい。
私は月無ことのはさんに対して、負の感情はまったく持っておらず、むしろ「これだけ自分の個性をさらけ出せるのはすごい!」と尊敬の念すら覚えている。
だからこそ、これから話すことに、月無ことのはさんの女装を、あるたとえに出してしまう事に関して、非常に申し訳ないと思っています。平身低頭で謝る次第でございます。
ご本人が嫌な気分になられる可能性は高いだけに、私のこの記事を書く手が重たく感じてしまう。ご本人の悲しみで歪む顔を想像すると、胸が締め付けられる。
しかし私は、あえて嫌われ役、悪役を買って出たい。警報を鳴らしたい。
もう単刀直入に言おう。
私は月無ことのはさんの女装姿に、ムラっとしてしまった。男の劣情を催してしまった。
完全に私の言い訳になってしまうが、言わせてほしい。
ムラっとはしたが、本気で抱きたいという気持ちは一切ない。
というのも、私は実際に男の娘を抱いたことがある。その専門の風俗店で。
そして、実際に肌と肌が触れ合うことによって、
「あ、私には無理だ。」
という結果に終わってしまった。
詳しくは、この記事を読んでいただきたい。
私は福沢諭吉さん二枚とさよならをし、
「YES男の娘、NOタッチ」
という、私の財布事情に非常にダメージを与える教訓を得た。
と。
変態を自負している私でさえ、ガチで男の娘を抱くのは無理。
しかし。
「だがそれがいい!!」という猛者がいたとしたら。いや、確実にいるだろう。
私は何も性差別思考は持っていない。性的嗜好について、あれこれ口を出す気もない。お互いの合意さえあれば、これもまた性の一つのあり方として捉える派だ。
私が「いやいや、これヤバくね?」と非常に危惧感を抱いたのは、この記事を拝見した時だ。
「女装して男からナンパされる」
この記事自体は非常に面白かった。とても楽しく拝見させていただいた。
でも後になって、よくよく考えてみた。その瞬間、私の背中に嫌な汗がにじみ出るのを感じた。
「男の娘でも全然OK!むしろ抱きたい!」という、悪意を持った男たちにマジで会ったとしたら。
幸い、この記事ではナンパ自体はほっこりに終わったが、もし悪意を持った男たちに強引にナンパされたら?
最悪の展開として、無理やり車に連れ込まれ、人気ない場所で、肉体を暴力によって支配される可能性もあったとしたら?
月無ことのはさんは、ご自身のブログで公開されたように、
身長155cm
体重44キロ
どう考えても、男たちの暴力から逃れるのは難しいと言わざるを得ない。格闘技経験、特別な自衛手段を持っていない限り。
この後の展開は書きたくない。あのカタカナの三文字をあえて書いていない。
そして。
最悪の展開に終わってしまった場合、高確率で泣き寝入りする可能性があることを私は指摘したい。
考えてみてほしい。
心に深い傷を負いつつも、勇気を振り絞って警察に被害届を出したとしても、
「君さ、そもそもどうして女装してたの?」
と必ず聞かれるだろう。事情聴取で。
事情聴取の中、対応した警察官で、「こいつ、正気か?」と変人を見るような視線を送られるかもしれない。
それに耐えつつ、事の顛末を自分の口で告げるという、想像すら出来ない肉体的・精神的苦痛を強制的に思い出させられるかもしれない。
しかし強く文句は言えないかもしれない。たとえ被害者の立場であったとしても、世間の常識をかけ離れているのは否めないからだ。
非常に残念なことだが、それが世間の常識、真実だと思う。
そして、仮に「強制猥褻罪」か「傷害罪」として、立件したとしよう。犯罪者が裁かれたとしよう。
しかし、悲劇はこれだけで終わらないかもしれない。
もし世間が騒ぎ立てたとしたら。マスコミにより、注目を浴びたとしたら。
「この人が女装姿をして、複数の男たちに襲われる件が発生致しました。」
とテレビなり、新聞なり、全国の方々に知れ渡ったとしたら。
私だったら、マジで残りの人生を、離れ島でひっそりと過ごすと思う。
それ程、世間の善意・悪意でごっちゃ混ぜに満ちた好奇心、中傷などに耐え切れる自信はない。
と。
これは私の勝手な、行き過ぎた妄想かもしれない。被害妄想もやり過ぎなレベルかもしれない。
しかし、こんな最悪の展開が、全国各地で実際に起きている。発生している。昔も、今も、そして未来に至っても。
なぜなら、己の歪んだ性欲を理性で抑えることもしない、自分の快楽を優先させる、悪意に満ちたクソ男は、どこの時代にも必ず存在するからだ。
以上、非常に胸くそ悪い、馬鹿げたレベルで重たい話はここまでにしたい。
長文になってしまったが、私が嫌われ役を覚悟してでも、伝えたかったのはこのこと。
「女装してナンパされたい願望自体があり、実際にナンパされてもいいが、悪意に満ちた男たちに、無理やり襲われる可能性も考えて欲しい」
である。
そして、もう一回謝罪したい。
月無ことのはさんをたとえに出してしまい、本当に申し訳ございませんでした。
ご本人の楽しい女装ライフに、確実に気分を害するような記事を書いてしまい、申し訳ございませんでした。
しかし、私に釈明をさせてもらえるとしたら、聞いてほしい。
私は男の娘に理解がある、むしろ大好きといった性的嗜好を持っているからこそ、全国の女装願望の方々に、注意を促したかった。警報を鳴らしたかった。
私は無理やり襲われ、泣き寝入りせざるを得ない方々を見たくない。これは私の本心だ。
しつこく書きたい。全国各地の女性願望の方々にお伝えしたい。
「女装姿をしてナンパされるということは、女性が持つリスクを同様に背負ってしまう」
ということを忘れないでほしい。
そして願わくは。
たとえナンパされたい願望が抑えがたく、本当に実行してしまったとしても、最悪の展開を避ける判断力、自衛力を身につけてほしい。
そして楽しい女装ライフを送ってほしい。
私はこの一念で、この記事を書き上げました。炎上は覚悟しています。
以上です。
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