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上段回し蹴りで地球を救うふりをするブログ

読者たちが「クスッ」と笑えるようなおバカブログを書いています。あ、上段回し蹴りと地球は全くないです。

会社で「鉄の乙女隊」が私の味方になってくれた今日

「どんな小さな会社でも必ず面白いドラマはあるさ」。この言葉は昔、私が新人時代だった時にとある先輩に言われた言葉だ。今となっては先輩の名前さえろくに思い出せなくなっているが、やけにこの言葉だけは私の印象に残った。

 

そんな私がこの言葉を痛感したのが今日。私自身、驚きを隠せない。「これドッキリとちゃうか?」と今でも疑っている程だ。それ程の出来事が今日会社で起きた。

 

結論から言おう。私の会社のチーム内の女性たち、特にお年を召された事務系OLさん「鉄の乙女隊」が私の味方となってくれた。A主任を一週間休暇に追い込み、B課長から睨まれ、同僚たちからはビビられ、会社内で一人ぼっち、孤立無援、孤立奮闘を強いられると思っていただけに、私はひたすら目を丸くした。

 

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 私は昔、マンガ「課長島耕作」を読みふけったことがある。課長から始まって、取締役編まで完読した。徹夜明けで読み切った私の感想はこうだった。「島耕作は確かにカッコいいし、仕事は出来る。女性たちにもモテモテだろう。でも俺こいつ嫌い」だった。単純に気に入らなかった。いかにもスマート気取りで、カッコつけてばっか。仕事人間もいきすぎ。しかも女性関係にだらしない。俺こんな人と一緒に仕事したくねーわ。当時、社会人になる前の私はそう結論づけていた。

 

十年後の今日

 

「アキト君、頑張って!」

私が出社し、そして見事に昨日を引きずって、くさりかけの死体のように仕事をこなしていたら、突然この言葉をかけられた。私は突然のことにリアクションがとれず、「ふぇ、ふぇいっ?」と間抜けな返答を返してしまった。

 

私に声をかけてくれたのは、先輩OLさんのGさんだった。私と同じチームの人で、私より年上。この方と仕事の合間に世間話をする仲であったけど、それ以上の付き合いはなかったはずだ。ましてやA主任を一週間休暇に追い込んだ私に声を掛ける義理はなかったはずだ。

 

頭の中が???状態の私をGさんはクスッと笑いながら、

「それにしてもA主任が一週間お休みするのは驚いたわねー」「ええ、そうですね」「代理で来たB課長さんも何かピリピリしちゃって、やりにくいわねー」「は、はぁ・・・」

なんだ、俺への嫌味か。はいはい、もう慣れたよ。と思っていたら、

「アキト君もA主任と色々あったかもしれないけど、アキト君はよく頑張ってるの私知ってるから。」「」「そもそもアキト君はがむしゃらに仕事を頑張っていたし、むしろ立派なんだから」「」「だからそんなに落ち込まないで。私たちはアキト君の頑張りをしっかり見てるから」「」「ねっ!元気出しなよ!」

 

慌てて周囲を見渡せば、他の社員たちも同じような顔をしていた。本当に優しそうな顔で私を励ましてくれていた。私は不覚にも涙が出そうになった。

私は自分が恥ずかしい。私に味方なんていないと思っていた。一匹狼気取らないといけないと思い込んでいた。でもいたじゃないか。味方が。私を助けてくれる人が。思わず私はこの言葉を言っていた。

 

「す、すっみません・・・!」

 

結局、今日の仕事中、数人からは励ましの言葉をいただいた。おかげで胸がほっこりした。救われた。

普段は会話をしない人とも、今日は昼休みを使っておしゃべりに徹し、ただただ楽しかった。色々な人の趣味など、新たな一面も知ることが出来て、とても有意義な昼休みだった。

今日は珍しく気分良く仕事を終えることができ、久しぶりに仕事後のお酒が美味しかった。いい気分のまま、この記事を書いている。

 

そして、改めて決意したことがある。

死んでもこのブログを会社の人に見せらねぇ!

と。

 

理由は簡単。私は前の記事でこんな記事を書いた。

rle.hatenablog.com

この記事内の、

 

なお、私の所属する部署の女性比率は高い。男性2割、女性8割だろうか。そして恐らく男性経験が少ない女性が多い。行動を見ていれば分かる。それが、私を異性として強く意識してしまうのに拍車をかけているのだろう。

 

これはGさんのことを思いながら書いていた。私より年上なのに未だに独身のGさんを勝手に「鉄の乙女」と決めつけ、このブログのネタにしていた。

 

もし、この事実をGさんが知ったとしたら。私は後ろから包丁で刺されていただろう。もしくはバッドで頭をかち割られていたかもしれない。あぶねー。

 

そして新しく分かったこともあった。基本的に私はチームの女性たちにモテており、好意的な目で見られていたらしい。前までは「アキト君かっこいー」と女性たちの間で話題をさらっていたらしい。無論、私は全く気づかなかった。男の娘道を邁進中で、あれが生えていない女なんて論外だとすら思っていた。

 

そして、A主任は女性たちの間であまり評判が良くないのも。

 

実は私はA主任の女性たちに対する接し方で、いつもヒヤヒヤしていた。A主任は悪気はないかもしれないが、少しデリカシーに欠けるところがあった。私から見てもこれはアカンやろと思う場面が時々見受けられた。

「◯◯ちゃん、休憩時間長いねー。トイレ長い方?」「△△さん、俺のおふくろさんみたいだなー」「□□さん、やせた?ちゃんとご飯食べないと!」

見ている私の方が頭を抱えたくなる。A主任は40代とアラフォー。世代が私たちとは微妙に違う。そのせいか価値観も微妙にズレている。しかし、そのズレが問題。いつも女性たちをイライラさせている。中には「A主任、生理的に無理!」と言い切る人も。

 

ああ、なんかこんな展開、マンガ「課長島耕作」で見たことある。セクハラ上司に耐える若いOLたち。そのピンチを颯爽と助ける島耕作。それが気に食わないか上司や他のブサイク男性社員の目の敵にされる。

 

今の俺じゃねーか!!!

 

ああ、十年前にバカにしていた島耕作さんの姿が、今の私とダブるなんて。

「どんな小さな会社でも必ず面白いドラマはあるさ」。

ああ、名も忘れてしまった先輩、あなたが言っていたことは正しかった。こんなドラマがあるなんて知らなかった。そして新しいドラマもあるのも。A主任と女性たちの対立も、そしてB課長とD課長の出世争いに私が巻き込まれかけているのも。

 

なんか会社が面白く感じてきた今日。

 

以上ー!

 

文字数2537文字

所要時間1時間03分