私は熟女好きだったけど、今日で嫌いになった
GWにもいい加減胸焼けがしてきた。
10連休を最初は喜んでいたが、
わき毛に息をふーふーされるような、
少しずつしかし確実に苦痛になってきて、
10連休を考えた人出て来い!と思っている私は人生の修行が確実に足りないと思う。
そんな「アタイ大嫌い!」を振り払うために、遠いところへは出かけず、あえて近所の観光地を改めて観光し直すことにした。
近くの観光地を100%楽しめないで、遠くの観光地を150%楽しむのは難しいと思う。
そう思い立った私は久しぶりに公共バスに乗って、観光地で有名な公園へ出かけることにした。
今思えば、遠くの観光地が賑わうのはそれなりの理由があったのだと。
予定時刻よりも15分遅れたバスに乗って、私は30分間揺られ、目的地にたどり着こうとしていた。
降りようとバスの出口に向かったところで、ファーストショック。
生理を終えて、還暦も越して、人生の棺桶に足を入れようとしているおばあ様、マダム様、BBA様に背中を押された。
私は最初訳が分からなかった。
もたついた私が悪いのだと思った。
そしたらバスの降り場で、続々BBA様があふれ出した。
この時点で引き返すべきだった。
しかし愚かな私は気づかず、気を取り直して、公園を観光することにした。
すると、こっちを見てもそっちを見ても、BBA様が至るところにいた。
この時点で観光を諦めることにした。
せっかくの有名な観光地、無駄な税金をかけて綺麗にしてあっても、肝心のお客がBBA様だらけだったら、なえる。おちんちんふにゃふにゃである。
60歳越えのBBA様でも、気品があったり落ち着いていたら別に気にはしなかったと思う。
でも私はキレかけていた。
明らかに性的に溜まってそうなBBA様に、私の体を視姦された。
目を見開いて、ガン見された。
私はこう見えて視姦され慣れていたが、単純に気持ち悪かった。キモいではなく。
あげくが、すれ違った際、
「最近の若いもんは・・・」
私はBBA様に飛び回転廻し蹴りをお見舞いしたい衝動を寸前でこらえた。
これがセカンドショック。
ショックを食らいながらよろよろと公園内を散歩し、
とうに女として終わっているのに、UVカットフルアーマーBBA様の群れを発見した。
大きな帽子にサングラスにマスクに、70年代のテロ組織を錯覚させられた。
それがグループで群れており、
「あの花かわいい!」
「ホントだ!」
「きゃっきゃっ!」
私はこの場で吐きたかった。
スマホを取り出してインスタ栄えを決めようとしていたので、私は考えることをやめた。サードショック。
私は帰りに生ジョッキをたくさん飲もうと心に決め、その観光地を去った。
帰りのバスの中でネットで検索してみたら、
「観光地 有名 公園 そば 団地」
来年のGWは絶対に海外に行こうと固く決意した。
お金最強!