女優の息子の不祥事報道よりも、リオパラリンピックを見ようよ!※タイトル名変更
その名をご存じの方々は多いだろう。
要は、身体に機能的障害を持ったアスリートたちが、世界の頂点を目指して、激しい争いを繰り広げる、障がい者にとって世界最高峰の大会である。
そんなパラリンピックが、今、ブラジルのリオで行われている。
なのに、日本では関心が薄いせいか、報道もまばら気味。
かの高橋親子の報道の方が多いくらいだ。
リオパラリンピック<「女優の息子の不祥事」
さすがに苦笑いしてしまった。世間の目はよくも悪くも正直だと痛感した。
私としては、女優の息子さんの性欲旺盛さには微塵も興味もないし、それよりもリオパラリンピックの結果が気になって仕方ない。
障がい者アスリートとはいえ、身体の機能を極限まで限界を追い求め、世界トップを決める大会へ出場する、時代に選ばれたアスリートたち。
それはオリンピックもパラリンピックも同じなのだと、私は思っている。
なので、今回の記事は「リオパラリンピックもすごいんだぞ!」について書きたいと思う。
私がご紹介したいのは、陸上義足スプリンターの中西麻耶さん。
当初、この写真を見て純粋に「美しい」と思った。
セミヌードではあるが、セミヌード特有のいやらしさは感じられなかった。
割れた腹筋、
鍛えぬかれた脚、
無駄な脂肪を削ぎ落とした肉体、
腕を組んだ際に盛り上がる筋肉、
力強い目力、
そして片足が義足。
この写真に私はしばしの間、目を奪われた。
「こんなにカッコいい障がい者がいたのか」と軽く衝撃を受けた。
撮影したカメラマンの腕がいいのもあるが、彼女自身がとてもカッコよかった。
「障がい者は同情の目で見られやすい」
この人を見下す善意を、この写真が木っ端微塵に破壊させてくれた。
障がい者でも芸術的なモデルになれる。健常者でさえ少ないだけに特に。
そんな彼女が、今回のリオパラリンピックに出場
まずはこの写真を見て欲しい。
「義足」。中西さんはそれを意に介さないが如く、飛ぶ。
このように。
そして飛んだ距離が、
5m超え。
高校生の体力検査(体育でやらされるアレ)の走り幅跳びで、確か男子が平均4m、女子が平均3mだったと記憶している。
もちろん障害のない、健常者での記録である。
それだけに、義足でしかも女性が5m以上飛ぶ。
これ程のハイレベルに私は非常に驚いている。
気になる結果は
彼女は惜しくもメダルに届かず、4位に終わった。
私としては惜しかった!としか言いようが無い。
そして、彼女の他にも5mも飛ぶアスリートがいたことには、驚いた。
普通に「スゲー」と感じてしまった。
中西麻耶さん、お疲れ様でした!!!4位おめでとうございます!!!
リオパラリンピックが女優の息子の不祥事に負ける訳
話は簡単である。
超人たちの対決はインパクトが強い。めちゃ面白いし、盛り上がる。
障がい者たちの対決はインパクトが弱い。つまらないし、盛り上がらない。
ただ、それだけのことである。残酷ではあるが。
例えばボクシングで、世界チャンピオンたちが対戦するのは盛り上がる。
でも、プロボクサーになりたてのホヤホヤ新人たちの戦いは盛り上がらない。
それと同じである。
私たちは、いつだって人間枠を超えた超人たちの戦いを見たいのである。
オチとして
今回の記事は柄にもなく真面目に書いてしまった。私らしくない。
普段の私はこういう下らない記事を書いている。ゲスさ全開で。
忘れるなよ。
私はどこにでもいるおじさん。今年で3✕歳。肌のしわが気になる今日。
名も無き野良ブロガー。
私はこんな男である。
くれぐれも忘れないでくれ給え!!!
以上~!
文字数1523文字
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