平成最後の記事とFGOとグレイたんと
今日で平成という時代が終わり、新しい時代が来るという、何回生まれてもこの機会に出会えるかどうかの、歴史の貴重なワンシーン。
そんな今日をFGOで潰して終わりつつある。
ここまで行くと、俺ロックだろ!と自慢したくもなる。
ちなみにFGOはスマホの課金ゲーで、大きなこどもたち(意味深)がスマホの画面越しのキャラに萌えるゲームである。
たくさんレベルアップし、たくさんのお金を溶かし、たくさんのレアなキャラクターをゲットし、虚空にも等しい自慢を繰り広げるゲームのことである。
歴史上の偉大な人物たちを、二次元ゲームという名のレ○プで辱めて、我々ユーザーは満悦している。
特に織田信長はキレてもいいと思う。彼自身、何回かキャラ化されても、女体キャラ化は理解不可能だと、あの世で思っているに違いない。
とにかく。
私は昭和生まれだ。昭和に生まれて、平成に生きて、そして令和の時代に生きようとする。昭和、平成、令和という、三つの時代を駆けている。
これはすごいと思う。普通にとんでもない確率だと思う。
なのに。
FGOの期間限定の新イベント「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」に朝からハマり、シコシコとレベル上げをしている。
日本に生きる多くの国民が、何を考え、何を思い、何を振り返るか。
そんな中を私は、新キャラクターのグレイたんに萌えて、
「この子のキャラを育ててみたい!」
と朝も昼もどっぶりと漬かり、グレイたんと一緒に大冒険をしている。
平成という時代が終わりを向かえ、この日を喜ぶものもいれば、受け入れるのに抵抗感をしめす人もいる。
歴史の大きな節目に実際に接し、リアルに生きる人たちはどう受け止めているのか。
やがてこの日も過去となり、とある人からその時について問われたら、少なくとも私は胸を張って、
「ああ、その日はFGOのグレイたんに夢中の一日だったよ。」
とこう答えるだろう。
グレイたんの自信なさげな顔、吸い込まれそうな瞳、儚げな笑み、どれもが私のハートを打ち抜く。
何気なく高性能で使いやすいキャラなのもグー。
気がつけばグレイたんのレベルを限界に上げていた。ドラクエ3でも数週間はかかる時間を、私はわずか数日で成し遂げた。
ふと我に返り、この記事を書いてみた。
俺を殺せ!!!死なせてくれ!!!