上段回し蹴りで地球を救うふりをするブログ

読者たちが「クスッ」と笑えるようなおバカブログを書いています。あ、上段回し蹴りと地球は全くないです。

上段回し蹴りで「百獣の王」武井壮を倒してみる④

武井壮さんに格闘技の経験がなく、特に対人戦が初めてという点をついた私は、ワンツローという、初見殺しで武井壮さんに徐々にダメージを与えていく。

 f:id:RlE:20160818134936p:plain

f:id:RlE:20160818140030p:plain

f:id:RlE:20160818140432p:plain

これを何回か繰り返し、私の有利に勝負を運んでいた。

しかし。

武井壮の目が変わった。獣の目になっている。

 私は背中に嫌な感覚が駆け上がっていくのを感じた。

明らかにヤバイ。嫌な予感しかしない。

私は焦り、更に攻めを激しくする。

f:id:RlE:20160818134936p:plain

f:id:RlE:20160818140030p:plain

f:id:RlE:20160819170938p:plain

やられた。

もう短時間で、私の攻撃パターンを把握された。見切られた。

その時に至って、私はやっと思い出した。

彼が「百獣の王」であり、彼は様々な動物と戦ってきたのだと。

無論、様々な動物との戦闘を経験している。

彼はゴリラ、カンガルー、アフリカ象などを倒してきたのだ。

当然、倒し方も知っており、また短時間で相手の弱点を見抜く術にも長けているのだと。

そんな彼は私のワンツーローを見切り、彼の攻撃が始まった。

f:id:RlE:20160819173249p:plain

f:id:RlE:20160819174054p:plain

f:id:RlE:20160819173659p:plain

一瞬だった。

その一瞬で武井壮は間をつめ、

高速ワンツーワンの三連発を私の顔面に叩き込んだのだ!

スピードはあると思っていたとは、ここまでとは!

ワンツーが速すぎる!ボクシングでもなかなか出ないスピードだ!

100m10秒は伊達ではないということか!

だ、ダメだ!私程度の動体視力では、彼のスピードを見切れない!

慌てて反撃に出るも、

f:id:RlE:20160819175431p:plain

あっさりとかわされる。

武井壮の顔がニヤリと歪む。

その顔を見て、私はしまったと青ざめた。

彼は私の不利な点を的確についてきた!

私は空手ルールによる顔面殴りNGに対し、彼は顔面殴りOK。

彼は腹部や脚部への攻撃に気をつければ、顔面を気にする必要はない。

片や、私は顔面も気にしなければならず、結果的に彼の攻撃がどこに来るか読めず、反応が一瞬だが送れるのである。

この一瞬の反応の遅れ。これが致命的だった。

f:id:RlE:20160819175431p:plain

f:id:RlE:20160819173249p:plain

f:id:RlE:20160819173911p:plain

f:id:RlE:20160819175937p:plain

f:id:RlE:20160819175431p:plain

だめだ。速い、早すぎる。

あっという間にワンツーワンを繰り出され、私が反撃してもその反応神経にかわされる。これの繰り返し。

しかし武井壮の顔には余裕が戻り、私は顔面へのダメージの蓄積で、少しずつ意識が刈り取られていっている。

このままでは負ける。

 

f:id:RlE:20160819175937p:plain

f:id:RlE:20160819173911p:plain

ではどうやってこのスピードに追いつく?反応する?

ー無理だ。私がガードしなければならない範囲が広すぎる!

顔面を意識しすぎるあまり、腹部へいい一発をもらったら、ヤバイ

かといって腹部を守りすぎると顔面が!

ああ!ちくしょう!このままでは!

やぶれかぶれに、

f:id:RlE:20160818134936p:plain

f:id:RlE:20160818140030p:plain

f:id:RlE:20160819170938p:plain

私のワンツーローを当たり前のようにかわす。

ほんの数分前ではモロにもらっていたのに。

武井壮の「君の攻撃は全て見切ったよ」顔が非常にムカつく。

そして。

私は勝利を確信した。

 

続く。次回完結。

なお、超能力や夢オチはありません。

格闘勝負としてきちんと決着がつきます。

読者の諸君も、よろしかったら推測して楽しんで下さい。