上段回し蹴りで地球を救うふりをするブログ

読者たちが「クスッ」と笑えるようなおバカブログを書いています。あ、上段回し蹴りと地球は全くないです。

アタイが男の娘にずっと心惹かれていた理由が分かった今日

昨日の記事で、「私の好きなAV女優を紹介する!」という、はてなブログ運営さんに真っ向からケンカを売る記事を書いた。

 

その縁?のおかげが、また素晴らしきはてなブロガーと読者にならせていただいた。私は早速、そのブログを拝見させていただいた。

 

そして、私の魂は雷に打たれた。煮えたぎるマグマを私の心臓に埋め込まれた。それ程の衝撃を受けた。そう、この記事である。

 

www.nek654-yurulife.com

※勝手に言及して申し訳ございません。しかしそれ程、私の魂に響く良記事でした^^

 

この記事を拝見し、私の長年の疑問が氷解した。まるで十年間出なかったうんこがようやく出たような、開放感で私の胸は満たされた。

 

私が男の娘に心惹かれていた、いや、憧れていた理由が判明したからだ。

 

 詳しくは上記に紹介したネックさんの記事を読んでいただくとして、ネックさんがおっしゃっていた、

 

例え性別が男であっても、美少女になって承認欲求を満たしたい!

 

周りから承認されたい!ちやほやされたい!

 

私はこの言葉が欲しかった。今の私の感情はこんな感じだ。

 

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ここで私の昔話をさせてほしい。誰得!?と思われるかもしれないが、たとえ数人ぼっちであっても、私の心情が少なからず理解されるなら、是非語らせて欲しい。

 

結論から言おう。

 

昔、私が中学生だった時、私は個性がなかった。何一つ誇れるものがなかった。気持ちがいい程のモブキャラそのものであった。

 

私の容姿が女顔負けの、男の娘であった以外は。

 

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中学生だった時の私は、とにかく体が細かった。身長は150cm台で、体重は40キロもなかった。特に脚が細長く、周りの女子生徒から嫉妬を受けた程だった。

 

顔つきは、まだ少年期と幼かったこともあり、全く持って男らしい顔ではなく、どちらかというと女顔だった。決して美人という類ではなかったが、もし今風に化粧したら「変な色っぽさがある女」に化けていたと思う。

 

中学生はそんな私だったが、当時は自分にかなりのコンプレックスを抱いていた。「どうして私は男らしくないんだろう。どうして私は強くなく、かといって頭も良くなく、なにもないんだろう。」と、思春期にありがちな悩みを抱えていた。

 

「ああ、私はこのまま誰にも認められることなく、一人ぼっちで生涯を終えてしまうのだろうか。」という悲壮感で、涙した日もあった。

 

そんな最中だった。

 

私が中学の最上級生へ進級し、クラスが変わり、メンツも新たに変わった。彼と出会ったのは。

 

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彼を「ジョジョ君」としよう。ジョジョ君はラクビー部の主将で、外見も内見も非常に男らしかった。筋肉で盛り上がった肉体、精悍な顔つき、男臭さ溢れる性格、全てが私にはないものだった。

 

当然、ジョジョ君はクラス内でも学校内でも人気者。ちやほやされていた。彼は主人公、ヒーローそのものであった。

 

私はそんなジョジョ君を特別な目で見るようになった。私はジョジョ君を直視することが出来なかった。

 

あ、先にお断りしておくが私はモーホではない。「アタイを掘って!」といった類の願望はなかった。強いて言うなら、「男が男に惚れる」といった感覚に近いだろうか。

 

当然と言うか、主人公の特権というか、ジョジョ君には彼女がいた。その彼女は、今思えば特にかわいくはなく、どちらかというと、光浦靖子さん似だった。

 

しかし、たとえルックスが光浦靖子さん似であっても、立場的にはジョジョ君の彼女。彼女もまた周囲にちやほやされ、彼女さんもまんざらではなかった。

 

「三浦靖子の分際で、私より目立ちやがって!!!」

 

と私は激しく嫉妬した。あんな容姿でも、無個性な人でも、「有名人の彼女」の立場に立ちさえすれば、周囲からちやほやされる。認められる。

 

もちろん、ジョジョ君にも、三浦靖子さん似の彼女さんにも、何の恨みもない。むしろどこにでもいそうな無個性な私にもよくしていただいた。

 

でもある日、私は思った。思ってしまった。

 

「もし私が女装して、三浦靖子さん似の彼女よりもかわいかったら、ジョジョ君の彼女になれて、周囲からちやほやされて、初めて私の承認欲求が満たされるのかなぁ」

 

と。

 

思い立った私は早速行動した。深夜に家族の目を盗み、母親のブラジャーとパンツをはいてみた。

 

母親のブラジャーとパンツがガバガバだったのは、母親の名誉のためにも今も黙秘を貫いている。ついでに、パンツに茶色い染みがあったのも、黙秘している。

 

そんな私が女物のブラジャーとパンツをはいて、鏡台の前に立ってみた。

 

「エロっ!?」

 

自身で驚いた程だ。さすがに昔は男の娘用のヴィックや化粧品がなく、顔だけはさすがにごまかしようがなかった。でも、体つきは妙にやらしく、AV企画物の話を持ち込まれてもおかしくないレベルだったと、自分でも認める。

 

しかしそこまでであった。昔は「男の娘」という概念がなく、その文化もなかったため、私は「男のくせに気持ち悪い体しやがって!」と嫌悪感を抱き、怒りに任せて、母親のブラジャーとパンツを床に叩きつけた。私が女装したのはそれきりだった。

 

でも今。「男の娘」が通用するようになってきた2017年なら。

 

私は間違いなく男の娘化し、ジョジョ君の彼女の座を狙っただろう。周囲からちやほやされることによって、自らの承認欲求を満たしていただろう。

 

たとえ、私が女装した状態でガチで掘られるハメになったとしても、私に悔いはない!と胸を張って言えただろう。

 

もっとも、これは昔。私の中学校だった時の話だ。

 

私が高校へ進学し、それまで私の成長が遅れていたのか、みるみると身長が伸び、体格もよくなり、顔つきも男らしくなってきた。具体的にはこんな感じで。

 

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もうその頃には、男の娘願望は綺麗さっぱりなくなり、私はひたすら漢を追求する求道者になっていた。部活動も試験も頑張った。身を削る思いで努力し続けた。

 

その結果が運良く認められ、周囲からそれなりの評価をいただき、私の承認欲求は昇華されつつあった。ジョジョ君の彼女の座を狙う必要はもうなくなった。

 

こんなんで年月は流れ、今はもう3✕歳の立派なおじさん。でも、心の中ではどこかモヤモヤしていた。私の心の中に、男の娘魂が残っていた。

 

なぜなんだろう?なぜ私は男の娘に心惹かれるんだろう?なぜ男の娘のエロDVDを借りてしまうんだろう?

 

その理由が昨日ようやく判明した。ネックさんの記事のおかげで。

 

単純に、私はかつて昔、男の娘になってでも自分の承認欲求を満たしたかった。その名残りが、今も私の魂にこびりついているのだと。

 

ふぅ、スッキリした。記事化することによって、やっと自分の感情を整理することが出来た。気のせいか、空の色がとても綺麗に映る。ああ、空はこんなにも澄んでいて、広かったんだな。

 

神様が「フォッ、フォッ、ようやく気づきおったな。これはその褒美じゃ!」と語りかけてくるようだった。

 

さて、出かける準備をしよう。このようやく昇華された気持ちを忘れないよう、より胸に深く刻むよう、より心を新たにすべく、私は出かけよう。ある場所へ。

 

今から男の娘の風俗店へいってきまーす!!!

 

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以上ー!

 

文字数2938文字

所要時間1時間13分